第6話 運命の出会い

ヘインとミスクは、ウィリ−の暴力を恐れて家を出て、バスに乗りニューヨークへと向かった。

一方、ソウルではジュンヨンの父ジョンイルが後輩から請け負った仕事は全て嘘だったと判明する。
契約書や銀行口座の名義人がジョンイルだった事から、詐欺罪で逮捕されてしまう。

ジュンヨンは、亡き母ヒャンジャが残した貯金をはたいて、ジョンイルを救おうとする。
しかし、愛人ユンヒが貯金通帳を持って行方をくらましてしまう。

父親の救出も叶わず、ヘインからの手紙も途切れがちになり、自暴自棄になったジュンヨンは、作曲家の夢を諦めかける。
そんな状況下でもジャンホ先輩は励ましで、ジュンヨンは立ち直る。



ジュンヨンは大学行きを1年延期して、工事現場のアルバイトなどで必死に食いつなぐ。

(※この頃、手紙のやり取りは中断される。
ジュンヨンから、ヘインへの手紙は全てウィリーによって処分。ヘインからジュンヨンへまとめて送付された手紙は、ファジョンによって郵便局へ戻されてしまう)

その頃、親元を離れたゴンウは、留学先のニューヨークに到着して、1人暮らしを始める。
摩天楼の一角にある豪華マンションに住み、留学先は「アイビーリーグ」の名門プリンストン大学。



アメリカン・フットボールチームで活躍するなどリーダーとしての才能を開花させる。
幼なじみの女友達のシンヒや美しいチアリーダーに囲まれて、不自由のない暮らしを満喫する。

そんなある日、ゴンウは公園のストリート・ミュージシャンと共演して、ジュンヨンがよく弾いていたラブソング「LOVE」をギターで伴奏する。

そして、ゴウンは自分の演奏を聞いていたヘインからチップコインを受け取った。
その後、2人は同じ公園の噴水前で再会をする。
その時、風に舞った封筒とそれを必死で集めるヘインを見て、ゴンウはヘインが韓国人だと知り声をかけた。

ミスクとヘインの状況を知ったゴンウは、ミスクに歌のアルバイトを紹介する。
しかし、ステージに立つ当日、ミスクは階段から足を滑らせ顔にケガを負ってしまう。

叔母の代役として、ステージに上がったヘインは美しい歌声を披露して、シンガーとしての第1歩を歩み始めた…。





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