第7話 ファジョンの策略

ヘインはゴンウの計らいでクラブの仕事を得て、歌手としてのキャリアを積む。
またゴンウにとって、ヘインは今までの人生の中で、初めて出会うタイプの女性だった。

一方のヘインは、苦境の中にあっても裕福なゴンウに決して媚びず、毅然とした態度を取り続ける。
そんなヘインの純粋さにゴンウは、徐々に惹かれていく。

ヘインは後日、洋服とクラブの仕事の御礼にゴンウと外出した。
「見晴らしの良いスカイラウンジがある」
と、ゴンウに言われたヘインは付いて行く。
しかし、ゴンウが連れて来たのは自宅リビングだった。
ゴンウが席を外している間にシンヒから電話が入る。
ヘインは、今いる場所がゴンウの部屋だと気付いて、自宅から出て行く。

その頃、韓国ではファジョンが相変わらず、ジュンヨンに付きまとっていた。
その様子に苛つくミンホは、取り巻き連中を従えて、廃工場でジュンヨンにケンカを売り付け襲撃する。
その時、ジュンヨンが肌身離さず付けていたネックレスを奪って投げ捨てる。



ファジョンが警官を連れて駆け付けるがジュンヨンは、ネックレスを必死に探し続ける。
そんな彼の様子を見て怒ったファジョンは、ネックレスを発見するが、自分のポケットの中に隠してしまう。

結局、ネックレスを見つけられるはずもなく、ジュンヨンは、落胆し切って、住み慣れた母屋へと帰る。
すると、アメリカへ出稼ぎに行ったチャーリーが戻って来て、歌手になったヘインと再会したと話を聞いた。

その話を聞いてジュンヨンは、ゴウンの義兄サンジンの助けを借りて、ビザを取得。指輪を買って、アメリカへと向かう事にした。

一方、ミスクはヘインのギャラを持ち出しては、カジノに出掛け、貯金を使い果たしてしまう。

丁度、その頃、ゴンウとデニーがヘインを巡って、賭けをする事になった。

ミスクの愚行を知ったヘインは、貯金の為にデニーの誘いを受ける。
そして一緒に向かった先は、ゴンウの誕生日パーティー会場だった。



パーティーの中盤で、デニーは嫌がるヘインをダンスへ誘う。
それに気付いたゴンウは、デニーを殴り倒す。

傷付いたヘインは、受け取った金をゴンウに返して、その場で貰って貰った洋服を脱ぎ捨てた。


後日、ヘインとミスクの元に「ジュンヨンが交通事故で死んだ」と、ファジョンからの手紙が届いた。
それは、ファジョンの嫉妬から、ジュンヨンとヘインを引き裂く為の偽造工作した手紙だった。

しかし、真相を知らないヘインは、愕然として、これまでになく取り乱す。

まさに同じ頃、ジュンヨンがアメリカに到着した時だった…。








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